オリンパス社製 EVIS X1
最新鋭の高画質内視鏡システムを採用しています。
当院では世界的に圧倒的なシェアをもつオリンパス社の最新内視鏡システム(2020年7月発売)と高精細内視鏡スコープを導入し、より詳細な検査が実施可能です。
圧倒的な高画質と大幅に強化された観察性能を備えており、 ハイビジョン機能とNBI機能(狭帯域光観察)を搭載しています。 先進の画像処理技術と大光量が診断の高精度化と検査の効率化が実現でき、小さな微細な病変を見つけることが可能です。
NBI( Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)
特殊な光によって癌の早期発見が可能です。
がん等の増殖には、血管からの栄養補給を必要とするため、病変近くの
粘膜には、多くの小さな血管が集まりやすくなると考えられています。
従って、この小さな血管をいち早く発見することが、がん等の病変の早期
発見には重要です。
NBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)は、2006年にオリンパス株式会社が独自に開発した技術で、胃や腸の粘膜といわれる表面にある細かい血管などが画面に強調されて表示される機能です。内視鏡で通常観察するときは、白色光で観察します。白色光は、光の三原色である赤、緑、青(RGB)で構成されていますが、 NBIでは2つの狭帯域化された青と緑の光が、ヘモグロビンによって強く吸収され、血管と背景粘膜とのコントラストを強調します。 モニター上では粘膜表層の毛細血管が茶色調に、深層血管がシアン(青緑)調に表示されます。 がんは血管が豊富なだけでなく、血管模様が正常組織より複雑となることから、NBIではがんを識別することが、容易になります。
鼻からの胃カメラ: 経鼻内視鏡 OLYMPUS GIF-H190N
経口内視鏡と同等の高画質 / 苦痛の少ない内視鏡
GIF-H190Nは5.4mmの先端径でありながら、先端径9mm前後の経口内視鏡と同等の高精細な画質(ハイビジョンイメージ)を実現した経鼻内視鏡です。
従来の経鼻内視鏡とは異なり、微細な血管や粘膜の表面もリアルに再現し、高精度な検査・診断を行うことが可能です。
また柔らかい素材を採用しており、
先端径5.4mmという細さと併せて、経鼻内視鏡挿入時の苦痛低減を図っています。
当院では鉛筆よりも細い経鼻内視鏡を導入しております。
内視鏡挿入時の苦痛について
経口挿入イメージ 経鼻挿入イメージ
経鼻内視鏡検査では、内視鏡が舌のつけ根を通らず、のどにも触れないので、経口の内視鏡検査に比べ、検査時の吐き気・不快感が大幅に軽減できることが期待されます。
会話が出来る
口を動かせるので、検査中にも医師と会話が可能です。
安心して検査を受けることができます。
便潜血陽性などの方は、大腸カメラ: 大腸内視鏡 OLYMPUS PCF-H290ZI
経口内視鏡と同等の高画質 / 苦痛の少ない内視鏡
当院では、ハイビジョン画質と細径化を両立した細径拡大内視鏡を採用しております。 11.7㎜という細い先端に拡大機能を搭載したハイビジョン対応の高画質モデルです。110倍の拡大倍率で微細な血管や粘膜模様まで観察可能です。 また患者様の負担を軽減する硬度可変機能や受動湾曲機能も搭載されております。
当院では胃腸から速やかに吸収される炭酸ガスを用いております。内視鏡検査後の腹部膨満感などの不快感を避け、安楽な内視鏡検査を実施します。
短期滞在手術等基本料 1 の施設基準を取得しました
当院では、2024年 4月1日 より、大腸ポリープ切除術をより安全に行えるよう、短期滞在手術等基本料 1 の施設基準を取得いたしました。
この基準は大腸ポリープ切除術などの日帰り手術において、適切な人員配置・施設や医療設備の充実度・緊急時の対応などにおいて、一定以上の質を確保することが求められているものであり、当院では上記の基準を満たしているため行政より正式に認定をいただきました。
そのため日帰り手術を施行実施した際には基本料金の加算が適用となります。
スタッフ一同これまで以上に安全で安心な内視鏡検査を皆様に提供してまいりますので、ご理解ご了承のほどよろしくお願い申し上げます。
※内視鏡検査のみの場合は、加算はございません。